血液の危機

皆様へお勧めしています「献血」ですが、私は150回目の献血を済ませて来ました。

血液は未だ人工的に作る事が出来ませんので、血液製剤は「献血」された血液を原資として作製されています。

赤血球製剤は21日間、血漿製剤は1年間、血小板製剤は4日間の保存期間が定められています。

どれも生きている細胞が入っていますので、長期間の保存には向いていません。

日本の超高齢少子化社会の中で、医療機関での手術件数は増加の一途を辿っていて、手術などに欠かせない多くの輸血用血液も需要と供給バランスが崩れてくるのは、目に見えています。

10代や20代の献血者も減ってきていますが、何よりも若者世代の絶対数が少なくなって来ていることに加えて、そもそも「献血」が出来るだけの体力不足も深刻な社会問題になってくるでしょう。

それに加えて災害時には突発的な手術なども多く、今まで以上に「血液のストック」も重要になってきますが、前述した通り保存期間が短く、人工的に作製する事が出来ない現状では、定期的な「献血」に頼る他は有りません。

臓器移植と云うものが有りますが、日本では倫理的な問題なども有って、世界の医療から比べると臓器移植の症例数はまだまだ少ないです。

臓器と云うと、単純に五臓六腑や骨髄などをイメージされると思います。

しかし、「血液」も立派な臓器の一部になりますので、私見ですが誰もが気軽に出来る臓器移植ではないかと思います。

命はどれも尊いものです。

助かる命は、助けてあげたいです。

これからは、自分と誰かを助ける気持ちを多くの若い世代に伝えていこうと思います。

献血も150回を終えて、献血が出来るだけの健康体で有る喜びと、これからも地道に人助けをしていきます。