人体は2足歩行を始めてから劇的に進化した事はご存知の通りですが、
その2足歩行のお陰で、骨盤の負担や脊髄の負担や頭部の重さに対する負担など、
年齢を重ねれば重ねていくほど、様々な劣化が出てきます。
特に4足歩行の動物との違いは、心臓の位置が高くなることによって、
頭部や手や足の血液の流れに、差異が生じてくる事が一番の問題のように思います。
睡眠時には横になることによって、地球の引力や重力に対して、血液の流れは平行移動することが出来ます。
1日24時間の内に平均8時間は睡眠時間にあてられますが、寝ている間に人体内部では、修理修復が盛んに
行われています。
赤ちゃんも寝ている時に大きくなるのですが、昔から「寝る子は育つ」と云う事も当てはまります。
本題に戻りますが、両手両足のそれぞれの血液の流れは健康な方ほど、ほとんど左右対称となります。
身体に不具合が出てくると、その前からその部位の源から血液の流れは少なくなります。
例えば右膝が痛いと云う時には、左足の血液の流れより右足の血液の流れは悪くなっています。
血液の流れが回復してくると、次第に自然治癒力が発揮されて治りやすくなります。
病院で処方されるお薬には、血流を良くするお薬があるのはそのためです。
右手左手右足左足のそれぞれに十分な血液の流れが有る事も重要ですが、右手左手の血液の流れのバランス、
右足左足の血液の流れのバランスこそが、快適な健康生活を営むにはとても大切になります。