20年位前には成人病と云われていた病気も、今ではすっかり生活習慣病と云う名前に代わりました。
成人病とは、その名の通りに成人が罹るものであったが為でした。
成人病とは言っても早くても40歳位以降からで、大体50歳から高血圧症や肥満症や糖尿病などの病気が出ていたように記憶しています。
特に成人病では、遺伝的要因が大きく影響していて、親や兄弟や近親者に現れていた病気に罹患する確率が高いようです。
しかし現代では、遺伝的要素が無かった家系でも多種多様な病気が発生していて、小中高生などの子供時代から高血圧症や肥満症や糖尿病などの病気の罹患率も少なくありません。
①食事 ②運動 ③睡眠 ④ストレス ⑤環境 などの要因で、健康になるのか病気になるのかの違いが有ります。
つまりは、毎日の生活の習慣の積み重ねによって作られる病気故に「生活習慣病」と云うネーミングは、まさに的を得た言葉であります。
私達が長年開催している健康セミナーのテーマは、常に「生活習慣病改善セミナー」ですが、現代の多くの病気の原因が毎日の生活の習慣に寄って作られたなら、その毎日の生活の習慣の足りていない部分を足したり、過剰な部分を引いたりする事で、健康になる習慣への道が開かれていきます。
大雑把に云えば、年中健康な人は、その方特有の「健康な習慣」になっていますし、年中病気がちな人は、その方特有の「病気の習慣」になっています。
習慣の一番怖いところは、「無意識のうちに行われている」と云う事です。
私達「健康管理士」の仕事は、その無意識の習慣を見つけ出して、有意識的に習慣を改善し、日々良好な生活を過ごしていただくことになります。
病気に成るのにも長い時間が掛かっていますが、失った健康を取り戻すのも長く時間は掛かります。
しかし、健康に成っていく過程は、何物にも変えられない位の喜びや楽しみや感動が有ります!
残念ですが人は失って初めて、その価値に気付くように出来ています。
健康な身体こそがあなたの資本で有り、活力ある人生の幅を大きく広げます。
最高の人生を送る為に、あなたにとっての最上級の健康生活習慣を手に入れてください。