50年前には予測出来なかった様々な事態が、現在進行しています。
その中の一つに、平均寿命が挙げられます。
現在90歳の方にインタビューしてみると、若い時分にここまで長生きするとは思わなかったが圧倒的に多く、大抵の人が親と同じ位の寿命だと考えていたようです。
今現在の100歳くらいの方々の若き日は、現代のような環境や栄養状態や医療技術ではなく、かなり過酷な時代を生き延びて来られた方々ばかりです。
これから団塊の世代が、どんどんと歳を取ってまだまだ平均寿命も伸びると予想されていますが、団塊ジュニア世代から後には、逆に平均寿命は落ちていくように思います。
平均寿命よりも特に健康寿命の方が重要な世の中になり、健康寿命格差がドンドンと広がることになります。
健康に気を付けて元気いっぱいに毎日生活している高齢者の方々も増える一方で、医療技術の発達や薬の進化に伴って様々な病気が増えて寝たきり高齢者も増えていく事になります。
健康寿命とは、基本的に介護を必要とせずに、若い時と同じように元気でいられる状態の事ですが、年齢を重ねるにつれ、肉体も脆くなり、突発的な骨折や脳卒中などの病気をしてしまいますと、一気に病気療養に入ります。
精神年齢はいつまでも若いままですが、肉体年齢は衰退して行きますので、そのギャップでうまくいかないケースも多く出て来て、精神疾患に罹るケースもあります。
家や車の寿命を長くするには、やはり定期的なメンテナンスは必要不可欠で有ると同時に、人間には更に「こころ」の問題も放置出来ません。
「こころ」は歳を重ねていくに従って、複雑で繊細になってドンドンと進化していきます。
最終的に人生の終わりに近づいてきますと、多くの方が「まだ死にたくない」と言われます。
失ってから初めて分かる大事な事ですが、出来るならば失う前から取り組みたいものです。
生活習慣病を予防するには、毎日歯を磨いて虫歯を予防するように、自分に合った効果的な健康を維持する方法を毎日継続するしか方法は有りません。
それも出来る限り若い時から始める事で、病気のリスクはグッと低くなります。
例え重篤な病気に罹っても、日本の何処かにそれを改善出来る先生や薬や自然食品等が必ず存在しています。
はじめの一歩は、①意識して②行動して③やり続け改善していく事になります。
最後に、④「ご縁」によって明るい未来が拓く事になります。