失ってから解るのが健康のありがたさですが、失ってから取り戻すには倍の時間と労力と費用がかかります。
何気なく1日3回の食事や、何気なくお腹が空いたので食べる位では、健康を維持していくことは難しいです。
若い時にはまだ何とかなるようですが、60歳を過ぎるとそう思うようにはいきません。
更には75歳を超えてくると、健康寿命の貯金が少ない方から、医療機関や福祉施設のお世話になります。
特に85歳を超えると、あっと言う間に身体が思うように動かなくなります。
健康寿命を延ばす為には、①まずは死ぬまで元気でいることを決意すること②十分な栄養を摂る事③身体活動量増やし、筋力の維持に努めること④持病や疾病は、出来るだけ改善しておくことの4つが重要となります。
現在の日本の医療では、まだまだ「薬」に頼っていて、「薬漬け」の状態になっています。
農業でも同じですが、大地に「薬」や「化学肥料」などを過剰に与えていると、土が痩せてしまい収穫量は大きく減ってしまいます。
人間の身体も、ある意味「土」と一緒ですので、出来る限り自然に近い方が良いように思います。
健康を推進していく中で、心掛けていることは、出来る限り努力しないで健康作りが出来ることを指導すると云うことです。
心身共に健康な状態こそ、一番の幸せです。
明日もまた、健康の啓蒙活動を推進していきます。