食事や運動や睡眠やストレスなどのアンケート調査や、健康度合を観察する健康チェックなどを、主に60歳以上の方々へ実施して参りました。
個別訪問の方式と云うこともあり、その方の環境や生活習慣も併せて理解出来ました。
病気がちなご家庭には、特有の法則もなんとなく解るようになってきました。
現在の病気は、主に長年の生活の習慣から発生するということで「生活習慣病」と云われます。
その発生した病気の原因が「生活の習慣」ならば、その「生活の習慣」を少し変えてあげたら良いわけで、その生活の習慣の改善の1~3個くらいをアドバイスするようになっていきました。
半年から1年くらいで人体の細胞を入れ替えられますので、だいたい半年から1年毎に定期訪問をしていきますと、その本人では気付かない変化を見ることが出来ました。
健康になることの原理はとても簡単なことで、過剰な部分は引いてあげて、足りない部分は足してあげることの「たし算とひき算」になります。
難しいところは、「どこが多いのか?」「どこが少ないのか?」というところが本人では解らないところです。
野生動物と同じように、人間も基本的に「健康体」が当たり前のことです。
そもそも人間の肉体は、病気をするように出来てはいないのです。
もちろん、加齢に伴っての老化現象は出現してきます。
野生動物にとっての病気とは、寿命を意味するでしょうから一概には言えませんが・・・
しかし野生動物には、「生活習慣病」というものはほぼありません。
人間が飼育している、ペットには人間と同じように「生活習慣病」があります。
生活習慣病とは、文明の発展と恩恵を受けた代償なのかもしれません。
病気をしてしまうことは仕方ないとしても、出来れば一刻も早く回復したいと願います。
病院の「薬」や「手術」も大事ですが、何よりも大事になってくるのが、薬や手術が最大限に効果を発揮出来る体質にしておくことです。
病気の予防のためにも、私がオススメしていることの1つに、毎日の「お味噌汁」があります。
せめて、1日に1食は日本古来の「お味噌汁」を食べてください。
病気になりがちなご家庭には、様々な特有の習慣や体質がありましたが、健康なご家庭には、ほとんどすべてのご家庭で、毎日「お味噌汁」を食べていました。
どうも「お味噌汁」には、健康を保つ秘訣がありそうです。
味噌は、日本人の食物の「かなめ」なのです。
どうか健康な一生を送りたい方々は、毎日の「お味噌汁」と云う習慣をオススメします!