国立がん研究センターは、2016年の都道府県ごとの人口10万人当たりのガン死亡数を抽出し、全体及び部位別に死亡率の順位を付けて公表しました。
★ガン全体での死亡率ワースト
1位☞青森県
2位☞秋田県
3位☞北海道
★肺がんワースト
1位☞北海道
★大腸がんワースト
1位☞青森県
★胃がんワースト
1位☞鳥取県
★膵臓がんワースト
1位☞秋田県
★肝臓がんワースト
1位☞愛知県
胃がんは日本海側や東北・北陸地方に多く、寒さの厳しい地域は塩分を多く摂る食文化が大きな要因となっています。
死亡率の低い地域については、がん全体の死亡率が最低の長野県(47位)が、山梨県(46位)、富山県(45位)と比較してもひときわ低くとても優秀です。
長野県はかつては脳卒中患者が多く寝たきりの高齢者も多かったため、減塩運動に取り組んできました。
1人当たりの野菜の摂取量も全国1位ですので、がん予防に功を奏しているといえます。
さらに長野県は、都道府県別平均寿命でも全国1位となっています。
上記は、成人病予防対策研究会発行の「ほすぴ」より抜粋して記載しております。