人体には、自然治癒力が備わっています。
特に睡眠時には、活発に復元作業が進行しています。
病院に入院している患者がしている最も重要な事は、日中も寝ることです。
横になることで血液の移動は平行移動となって、普段よりも速やかに復元活動も活発に執り行われていきます。
昼行性の人類は、1日の3分の2は主に縦になって活動していて、3分の1が横になります。
病気になって入院しますとそれが逆になって、ほとんど横の生活になります。
若いうちは新陳代謝も活発ですし、エネルギー量も高いこともあって、少々の疲れも対処できます。
しかし、加齢に伴ってエネルギー量も低くなりますと、疲れもドンドン溜まってしまいます。
溜まった疲れは、健康負債となって「健康借金」となっていきます。
健康貯金が沢山有る状態で、健康に良くない活動が増えて年数が経っていきますと、健康貯金も次第に目減りしていき、仕舞いには取り返しのつかない状態になっていきます。
金融資産と違って、客観的に目に見えるものでは有りませんので、困りものです。
人間の一番の資産は、「健康」です。
元気で毎日を過ごせる事が、何よりの幸せであり尊いことです。
美味しくご飯を食べれるだけでも、有り難いことです。
健康寿命を延ばす為に、欠かせない事の1つには、「良い病院」「良い先生」「自分に合う良い薬」との出会いは決して欠かすことのない要素になります。
その為にも、若いうちから、元気なうちから、何かおかしい身体のサインが有れば、早期に受診することをオススメしています。
高齢になってからだと、慣れていない診察や病院などへは、二の足を踏んだり、億劫になって行かない場合も多く、発見が遅れて取り返しのつかない状態で運ばれる方も多いです。
健康には、1に「予防」2に「早期発見」3に「早期治療」が肝要です。
良い専門の先生との出会いやアドバイスによって、希望ある新しい人生が開かれることになります。