声が枯れてしまったこともあって、市販薬の龍角散で改善を考えていましたが、一週間が過ぎてもなかなか元に戻らないために、ドラッグストアの薬剤師さんに相談したところ、声帯に炎症が出ていると市販薬では完治しませんとアドバイスを受けて、素直に耳鼻咽喉科に受診してきました。
鼻腔から挿入する内視鏡検査にて、声帯を確認したところ、声帯のV字の両サイドが白くなっているのが確認出来ました。
ウイルスによる感染後の炎症跡との事で、抗生薬とその他2種類のお薬を戴いてきました。
抗生薬は、1日朝夕食後の1錠ずつの服用で1週間分です。
後の2種類は、1日3回食後の1錠ずつの服用で2週間分です。
病院の薬にあまりお世話になったことが無い私にとっては、大量のお薬を持ち帰りながら、私とお会いするお客様の事を思い出しました。
ほとんどの方が、平均して約10種類のお薬を毎日服用していて、お薬を飲む為にご飯を食べるとおっしゃっていましたが、まさにそうだなと実感しました。
60歳以上の方々の多くは、高血圧や高脂血症や高血糖など、なんらかのお薬を定期的に服用しています。
現在まったく薬のお世話になっていない方でも、病院に行く機会があって調べれば何らかのお薬をもらう可能性は高いです。
今回の私のように、急性的な疾患にはお薬は絶大的な力を発揮するでしょう。
しかし、慢性疾患ならばなかなか成績は上がらないかもしれません。
体力次第では、強力なお薬に変えていくことも予想されます。
自分に適合する良いお薬との出会いは、確かに未来の扉を開きます。
今回の私のケースでも、我慢せずに早く受診しておけば、もっと早く声は元に戻っていたはずです。
早期受診と早期治療は、健康寿命を延ばす為には必須です。
しかしながら、長期服用しないといけない大量の薬は、人体にとっては「毒」になります。
お薬とのお付き合いは、ほどほどにしたいのが本音です。
必要最低限のお付き合いはしなければなりませんが、出来るだけ短期服用にて改善出来るように、日頃から注意深く自分の身体からのサインを見逃さないように、健康診断や早期受診をして早期改善をしてください。