平成28年交通事故での死亡者数は、3,904人です。(平成29年 警察庁交通局)
平成28年癌による死亡者数は、372,986人です。(平成28年 人口動態統計)
癌で亡くなる人は、交通事故で亡くなる人のおよそ96倍になります。
一生のうちに癌と診断される人の割合は、
男性61,5%で女性46,2%になります。(2013年 国立がん研究センター)
一生のうちに、2人に1人は癌と診断される時代になりました。
男性も女性も、年齢が上がるごとに癌に罹るリスクは高くなります。
しかし現在の医療では、出来るだけ早期に発見する事が出来れば、治る病気の1つになりつつあります。
65歳以上の男性では、特に前立腺がんが多くなってきています。
前立腺がんの診断では、採血での前立腺特異抗原(PSA)の値が参考になりますので、健康診断や定期健診などの際に、1年に1度は定期的に受診する事をお勧めしておきます。
65歳以上の女性では、消化器系の癌には要注意です。
消化器系とは、口から肛門までの消化器系に関する臓器になります。
特に胃から大腸までは、念入りに内視鏡検査などを定期的に実行する事をお勧めしておきます。
若い女性では、乳癌や子宮癌など生殖器に関わる部位には注意が必要になります。
子供さんや孫達の為にも、おじいちゃんやおばあちゃんの健康診断や人間ドックやがん検診のお勧めは、これからの時代は必要な声掛けの1つになります。
悪い血液が集まって、癌細胞に変異していきます。
血行障害や身体の冷えや運動不足や食品添加物やアレルギーなど、現代社会の環境は昔に比べて、肉体には良くない事が多いです。
未来を託す子供や孫達の為にも、おじいちゃんやおばあちゃんが率先して、健康に対しての意識を高めていきましょう。