普段の生活ではあまり感じないかもしれませんが、「空気」と「水」の存在は私達にとっては無くてはならない物質です。
長時間の登山やフルマラソンなどの肉体を酷使された経験者には理解されると思いますが、何よりも「水」が一番美味しいです。
飲んだ瞬間から、細胞の隅々まで浸透していくような感じが有ります。
水には硬水や軟水の違いがあって、その土地のミネラルの成分によってそれぞれ違います。
女性の美容の肌年齢を測定する際にも、肌の保水率を調べている訳です。
若ければ若いほど、保水率は高くみずみずしい肌になります。
しかし、加齢に伴って身体の保水率自体も低下していきます。
保水率が低下していく過程を、老化現象と云います。
歳を重ねていく事は仕方有りませんが、保水率を維持するためにはとにかく毎日こまめに水分補給をしておくという事に尽きます。
水の飲み方については、賛否両論ございます。
「出来るだけ沢山飲むべき」と「あまり飲んではいけない」の両極端な意見もございます。
まずは、出した分は補給しておくということになります。
成人の1日に排出される水分量は約1.5ℓ~2.5ℓなので、それ位が1日の目安量になると思います。
高齢になればなるほど喉が渇きにくいので、意識的にこまめに水分補給が必要になります。
食事では、汁物を多くする工夫も必要です。
現在では、ミネラルウォーターや温泉水など多くの選択肢が有ります。
長年飲んでいる水が、細胞にとっては親水性もあって入りやすいです。
「空気」と「水」が合う合わないの言葉も有る通り、健康寿命を延ばす為にはとても大切な事となります。
生まれ育った環境は、どれだけ歳を重ねても変わる事は有りません。
自分の身体に合った、キレイな良いお水を毎日積極的にこまめに摂ることは、健康のはじめの一歩となります。