高齢者の多くの方々は、出来るだけ家族や周りの方々に対して、最期までご迷惑にならないようにしたいと切実に願っております。
俗に言う、「ピンピンコロリ」が良いと思っていらっしゃいます。
現代医学の長所は、50年前には助からなかった感染症や癌や難病などの、生存率が飛躍的に向上したことになるでしょう。
生命を維持するという点では、めざましい技術的な革新が続いています。
いわゆる「延命治療の技術的な革新」です。
日進月歩で、次々と新しい薬や手術方法が開発されています。
しかしその反面では、どんどん寿命が延び続けている高齢者の肉体に対して、生物学的に生命を維持する事は出来ても、元々動物で有る人体の肉体を自立した生活に戻すことは困難です。
例えば脳卒中や肺疾患や心臓病などの致命的な病(やまい)になってしまうと、年齢的なものもありますが、自立した生活を取り戻すことは簡単ではありません。
ましてや現代社会は核家族が多いので、特に介護や介添えなどを必要となった時には、医療で回復が見込めても、生活環境次第では置き去りにされてしまうのも現実です。
家族に世話になりたくないとお考えの皆さまには、まずは何よりの解決策として、とにかく健康寿命を延ばすことが重要になります。
健康であることが一番の資産で有ることを、お元気なうちに肝に銘じてください。
水が身体にとって一番美味しいと感じる肉体を、是非手に入れてください。
キレイな空気を、身体に取り入れて細胞に活力を与えてください。
健康になりたいなら、まずは健康になると決断することです。
自分の身体が健康になる方法は、あなたの身体が一番良く解っているはずです。
心が決まると、自然と身体が健康に向かって歩き始めます。
最期の日まで、本来の自分自身で有るためには、しっかりと健康に対して勉強と投資をする必要が有ります。
残念ですが、タダでは真の健康になることはできません。
現代社会は、とても不自然な環境に置かれていますので、何もしないで健康になる人は、ほとんど皆無に等しいです。
日本人のほとんどが平均寿命が延びて、その半数以上は寝たきり状態になりつつある現状をみれば一目瞭然です。
ボケない事と寝たきり状態にならない事の、この2点を回避してください。
その為に、今すべきことのはじめの一歩を踏み出すことをお勧めします。