1日に5000個~6000個の癌細胞が出来ると云われています。
しかし、癌になる人と癌にならない人がいるのは何故なのでしょうか。
簡単に説明すると、癌にならない人は、自然と癌細胞を消滅させていると云うことです。
それを、自然治癒力とか免疫力と呼びます。
癌になるのも大抵は、10年単位の時間を要します。
しかしながら、日本では2人に1人が癌に罹患して、3人に1人が癌で亡くなる時代になったのは何故でしょうか。
癌が増えているのは、日本人の高齢化の影響が大きいです。
もちろん、日本では癌検診が普及したために、早期発見が可能となったことも一理あります。
しかし、高齢になればなるほど細胞のミスコピー(遺伝子の異常)が起きる原因が蓄積されていき、癌になる可能性が高くなるからです。
遺伝子の異常を引き起こす要因には、先天的要因(遺伝)と後天的要因(環境)の双方が影響しています。
遺伝子の研究が進んで、個人個人のなりやすい癌も分かる時代になって来ました。
生活習慣では、タバコの喫煙や副流煙や塩分過多の食生活、肥満や運動不足、精神的ストレスや肉体的なストレス、睡眠不足などによるホルモンバランスの乱れや自律神経の異常なども原因の1つとなります。
癌にならない生活をすることも重要ですが、血行不良やコリに気を付けて生活する事が最も重要な要素となります。
特に女性の30歳代後半から40歳代の罹患率は、男性よいも多い統計結果が出ています。
男女ともに50歳代からさらに増加していますので、医療機関の定期健診は必須となります。
医療技術の進歩に伴って、従来入院で行っていた治療を通院で行うようになってきているのも、時代の流れの特徴です。
ならないにこしたことは有りませんが、なる確率は高くなっている時代だからこそ、毎日健康的な生活を送りたいですよね。