70歳を過ぎてくると、大半の方々が腰の痛みや膝の痛みが出て来ます。
他の部位の痛みを訴える方も多いですが、自立した生活を送るためには、足腰の衰えは致命傷になります。
腰や膝の痛みは、歩くと云う動作にとってはスムーズであることが絶対条件になるからです。
人は痛みにはとても弱く出来ていて、動作が億劫になり、次第に筋力などの衰えが出てきます。
腰や膝の痛みの原因の大半は、若い頃に重い物を持ったり担いだりして、肉体を酷使した結果になります。
いわゆる、後遺症のようなものです。
昔は今の生活様式とは異なっていましたので、腰や膝に負担を掛ける生活になり易かった訳ですので、仕方がない部分も多いです。
弱い部位には必ず負担は掛かる訳ですから、メンテナンスは特に重要となります。
過去の古傷や故障は、出来る限り今のうちに癒すことが重要です。
温泉や整体や鍼灸院やカイロプラクティックなどを利用してメンテナンスすることで、痛みの部位は軽減されます。
自分に合う湯治場や良い先生を見つけることで、多くの方が痛みを軽減して、健康寿命を延ばす生活をしています。
毎日の生活では出来るだけ杖を活用して、腰や膝に負担の無い生活を心掛けましょう。
人間は2足歩行ですが、歩く時には片足立ちになって前に進むので必ず1足になります。
1足で、全体重を支えています。
杖を用いることで、本当の2足歩行になるわけです。
特に骨が変形している方は元に戻すのは難しいですので、杖の活用をお勧めします。