年齢を重ねると、良く感じるのが肉体の衰えになります。
若い頃には特に何も思わなかったのは、肉体自身がそれなりに無理が利いたことでしょう。
山登りをしていると分かりやすいのですが、だいたい10日間以上間隔を空けてしまうと、元の体力に戻ってしまっているという事です。
だから、なるべく10日以内に山登りをするようにしています。
それとは反対に気持ちは変わりませんので、自分自身のイメージの中では先に先に行っています。
ところが、気持ちは有っても肉体がついていけませんので、とにかく苦しいの一言に尽きます。
現状の肉体のレベルと新鮮な気持ちのとの間のギャップが、様々な問題を引き起こしてしまいます。
将来のそのような出来事を回避するためには、常日頃から肉体を動かす訓練をしておくことが肝要となります。
現代医学では昔とは違ってきていて、病気療養や手術後には出来る限り早期のリハビリを実施しています。
出来るだけ早期の自立復帰を目指している訳ですが、まずは大病にならないように日頃から「健康予防」を実行していくことが、健康寿命を延ばす為には絶対的に必要になった人生100年時代を乗り越える知恵となります。