高齢者の多くは、膝や股関節に問題を多く抱えています。
戦後の近代化によって、私達の生活様式は大きく変化して便利なものになりました。
便利になるにつれて、人体の身体は弱くなってしまいました。
昔の人に比べて、歩かないことで生活習慣病のリスクは倍増してしまいました。
靴の進化によって、安全に活動することが可能になりました。
しかしながら、その靴の進化によって膝や股関節を痛める結果にもなりました。
昔の人たちは裸足に近い草鞋や鼻緒のある草履などを履いていましたので、歩き方が自然でした。
現代の高機能な靴は、歩き方が不自然になります。
それを何年も続けていますので、当然の結果として股関節や膝を悪くすることになります。
人体の骨格にとって、正しい姿勢で歩くことで健康寿命を延ばすことにも繋がっていきます。
昔から、人間は足腰が弱くなったら終わりと云われていました。
足腰を長持ちさせる為には、正しい姿勢で歩く事が肝要となります。
土の上を裸足で歩いたりするのも良いですが、出来るだけ靴底の薄い靴で歩くのも効果的な方法の1つです。
安くて安全性が高い靴は、「地下足袋」になります。
見た目は良くないかもしれませんが、私が一番お勧めする靴は地下足袋になります。
地下足袋なら、どんな道でも問題なく行けます。
地下足袋を活用して、足を鍛えて健康寿命を延ばすように訓練していきましょう。