杖を使う事に、抵抗が有る方は意外と少なくはありません。
杖を使うイメージは、松葉杖を突く病的な感じや足腰の衰えた老人の感じが思い出されるのかも知れません。
近年では山登りなどをされる方も多くなって、年齢層も幅広くなりました。
若年層でも、山登りの杖を両手に持って軽快に歩いている姿を拝見する機会も多くなりました。
私も常に登山をしておりますが、杖は必需品の1つになります。
人間は二足歩行になりますので、歩く時には必ず一歩一歩左右交互に足を運んでいます。
その際には、必ず一本足になります。
その一本足になった間中、一本足で全体重を支えています。
そこに杖が一本でも支えが有れば、常に二本足で全体重を支える事が可能になります。
長く歩く為には、足腰の疲労を軽減させる技術は必要不可欠です。
平地や下り坂では、杖を先に突いてその後に足をそっと置いてくるイメージで歩くと良いです。
登り坂では、杖を推進力にするように登ると良いです。
杖を上手く扱うには、元気なうちに学んでおいた方がオススメです。
杖を扱うことで、上半身の筋肉も使うことができます。
リハビリだと思って、自分に合う杖を見つけ出してください。