殺人的暑さとは、良く言ったものです。
確かに昨年までと比べて、今年の暑さは長続きしています。
暑さの質も量も、以前よりパワーアップしていることは間違いありません。
人体の構造上、寒さよりも暑さには弱いです。
極寒の地にでも登山したり宿泊する事は可能ですが、酷暑の中でのマラソンや野宿は不可能に近いです。
一般的なマラソン大会が冬場に多いのも、体温調節を考慮してのことになります。
人体は、誰もが一定の体温に保たれていて活動をしている恒温動物になります。
車のオーバーヒートと同じ様に、気温や体温の変化には注意が必要です。
夏バテをしている人と、夏バテをしない人には大きな違いが有ります。
こんな猛暑であっても、日中の一番暑い中、外でバリバリとお仕事をしている人達がいます。
この方々は、対策もしっかりしていらっしゃると思いますが、一番の違いは「汗のかき方」にあります。
「汗を良くかける方」と「汗をかけない方」には、雲泥の差が存在しています。
体温の調節機能を利用して老廃物の排出も同時に行っていて、健康にとても良い体内環境を積極的に構築しています。
逆に、夏バテをする方の特徴としては、
①汗をあまりかけない又は、あまりかかない生活をしている。
②甘いものや冷たいものを取り過ぎる。
③食事が十分でない。
④睡眠時間が、十分でない。
⑤胃腸が、虚弱である。
上記の他にもあるとは思いますが、夏バテを予防するには、よく食べる事とよく寝ることが肝要です。
特に、夏の疲れは必ず秋に出ますので注意が必要です。
疲れは蓄積しますので、十分なリカバリーが必要になります。
季節の変わり目に、原因不明の病気が多いのはその為です。
健康の貯金が沢山有る方なら良いですが、健康の負債が続くようなら病気になります。
健康の貯金を殖やす為に、自分に合った健康活動を毎日実践しましょう。