睡眠の質は、健康寿命を延ばす為の生活の質に直結します。
高齢になればなるほど、身体の筋肉は全体的に下がっていき、徐々に衰えていきます。
噛む力もまた同じように、衰えていきます。
睡眠時に無呼吸症候群の方も潜在的に多くいて、まだ気付いていない方の方が多いです。
夜中に何度もトイレに行く、夢ばかり見る、眠りが浅いなど、以前と比較して睡眠の質に疑問を持つ場合には、医療機関の測定器で睡眠調査をしてみてください。
無呼吸症候群の場合には、酸素吸入器を導入するだけで、劇的に改善するケースが多いのも事実です。
筋肉系と神経系に関して言えば、死ぬまで成長出来る細胞になります。
効率的に訓練すれば、年齢関係なく対応することが出来ます。
健康寿命を延ばす為の訓練として、
①自力で動くことが出来る事 (車椅子の移動でも可)
②自力でトイレに行ける事 (車椅子の移動でも可)
③自力で食事を食べる事が出来る事
上記の3つが出来れば、いつまでも自立した生活が出来る事になります。
しかし、上記の3つのうち1つでも出来ない事が発生した場合には、介助生活が必要となります。
誰もがなるべくなら出来るだけ長い期間、自立した生活をしていたいと願っています。
その為には、効率的な訓練は必要になります。
80歳まで、自分の歯を最低20本持つ運動を「8020運動」と云います。
食事は、噛む事によって消化吸収率が違います。
もちろん歯も大事ですが、噛む力(咬合力)も大事になります。
咬合力が有る人と無い人では、雲泥の差が生じてきます。
そこでお勧めしていますのが、マウスピースを活用するという事です。
マウスピースの作成は、歯科医院などで作成することが可能です。
睡眠時に歯ぎしりなどをする方には、大変重宝されます。
睡眠時にも使用出来ますが、運動をする際や、ちょっとした散歩などにも使用すると、思わぬつまづきや転倒でもケガを軽減することも可能になります。
是非ご検討して、マウスピースの活用をしてみてください。
歯並びの改善にも、効果的です。