新しい年が始まって、皆平等に歳を重ねていきます。
特に60歳を過ぎると、年月(としつき)の速さが一段と増していきます。
年々、身体が衰えていく人と、逆に若々しくなっていく人がいます。
年齢とはすべての人が平等に重ねていくものですが、実は相対年齢であって絶対年齢では有りません。
60歳の方も、80歳の方も、100歳の方も、気持ち(精神)だけは若い時代のまま肉体だけが変化しているのです。
生老病死とは仏教における苦の分類の中の四苦になりますが、人間の根源的な苦悩になります。
60歳以上になると、多くの方々がこの生老病死と云うものを実際に体験していく事になります。
しかし、私のこれまでの経験上では、すべての方々がそれに当てはまる訳では無いことが分かってきました。
例えば、癌は日本人の2人に1人が罹る時代になりましたが、癌になりやすい人となりにくい人がいる事も事実なのです。
健康になりやすい人もいれば、どんなに努力しても健康になりにくい人もいます。
しかし、健康になりにくい人でも、長く生きる人もいます。
若い頃から健康優良児でも、早期に亡くなってしまう人もいるのです。
敢えて違いがあるとすれば、血行の良しあしが要になります。
特に、末梢血管は重要な部位になります。
手足の冷えは、要注意です。
これからも健康寿命を延ばす事を推進していきますが、それそれがそれぞれに合ったやり方で、健康の習慣を身に付けて、健康体質の方へ近づくように探求して参ります。