首と腰は、人体の要になります。
腰が悪くなると足が弱くなって、しまいには寝たきり状態やボケに進行します。
腰が弱くなってきますと、基本的に下半身が弱ります。
それと同じように、首が悪くなると上半身の動きが悪くなっていきます。
昔から借金返済で首が回らなくなると云う諺もあるように、にっちもさっちも行かなくなる状態を指します。
人体でも同じように、実際に首の可動域が狭くなってくると様々な支障が人体に出てきます。
腰が弱くなってきている方のほとんどは、首の可動域も狭くなってきています。
首を鍛えることも大事なことですが、枕を適正なものにする事の方が最も重要となります。
睡眠中は、無意識な状態になります。
無意識のうちに、身体を元に戻すための動きをしています。
その際に自由な動きを妨げないように、自然な動作が出来るように頭部の重さを出来るだけ軽減出来る枕の調整が必要になります。
とにかく、首こりを防ぐための工夫をすること。
首の違和感を感じたら、出来るだけ早目に専門の治療院に行くようにしてください。
首の調整で、背骨や骨盤や仙骨や足先までの骨の動きが整っていくのです。