新型コロナウイルスの感染症の拡大や、たび重なる自然災害の対応を考える場合、一番に考えることは「命」を守る事になります。
誰で有っても出来るだけ感染症に罹患したくはありませんし、出来るだけ自然災害に巻き込まれたくもありません。
しかしながら、現実には多くの人が巻き込まれていきます。
以前ならそんなに多くは無かった出来事が、今では頻発している現代では対岸の火事とは言い切れなくなって来ているのも事実です。
「備えあれば患いなし」と云う諺がございますが、正に現代では備えが重要です。
疫病や自然災害が重なると、今までの常識は通用しなくなります。
今までなら避難指示が発令された場合には、避難所などで多くの人が避難していました。
しかし、疫病対策やソーシャルディスタンスを保ちながらの避難生活は困難を極めます。
人との距離や人間関係を分断するのが「疫病」、社会の機能を麻痺させるのが「自然災害」です。
その2つが同時に発生すると、多くの人はパニックに陥ります。
その場合には、とにかく自分の命を守るための優先順位に従って行動していくしかありません。