早期治療のススメ

人体には、自然治癒力が備わっています。

特に睡眠時には、活発に復元作業が進行しています。

病院に入院している患者がしている最も重要な事は、日中も寝ることです。

横になることで血液の移動は平行移動となって、普段よりも速やかに復元活動も活発に執り行われていきます。

昼行性の人類は、1日の3分の2は主に縦になって活動していて、3分の1が横になります。

病気になって入院しますとそれが逆になって、ほとんど横の生活になります。

若いうちは新陳代謝も活発ですし、エネルギー量も高いこともあって、少々の疲れも対処できます。

しかし、加齢に伴ってエネルギー量も低くなりますと、疲れもドンドン溜まってしまいます。

溜まった疲れは、健康負債となって「健康借金」となっていきます。

健康貯金が沢山有る状態で、健康に良くない活動が増えて年数が経っていきますと、健康貯金も次第に目減りしていき、仕舞いには取り返しのつかない状態になっていきます。

金融資産と違って、客観的に目に見えるものでは有りませんので、困りものです。

人間の一番の資産は、「健康」です。

元気で毎日を過ごせる事が、何よりの幸せであり尊いことです。

美味しくご飯を食べれるだけでも、有り難いことです。

健康寿命を延ばす為に、欠かせない事の1つには、「良い病院」「良い先生」「自分に合う良い薬」との出会いは決して欠かすことのない要素になります。

その為にも、若いうちから、元気なうちから、何かおかしい身体のサインが有れば、早期に受診することをオススメしています。

高齢になってからだと、慣れていない診察や病院などへは、二の足を踏んだり、億劫になって行かない場合も多く、発見が遅れて取り返しのつかない状態で運ばれる方も多いです。

健康には、1に「予防」2に「早期発見」3に「早期治療」が肝要です。

良い専門の先生との出会いやアドバイスによって、希望ある新しい人生が開かれることになります。

 

 

 

 

「骨」は身体の屋台骨

子供の頃の骨の数は全部で350個ですが、大人になる頃には206個になります。

これは、骨がなくなるわけではなくて、初めは細かく分かれていた骨がくっついて1つになっていく骨が存在しているからです。

手の骨は、全部で27個あります。

こまかく分かれて自在にあやつれるから、繊細な仕事が可能になります。

ちなみに、足の骨は全部で26個あります。

骨も皮膚などと同じように、新陳代謝を繰り返して新しい骨に作り変えられていきます。

古くなった骨は破骨細胞によって壊され(骨吸収)、骨芽細胞によって新しい骨が作られます(骨形成)。

骨が壊されてから新しい骨ができるまでの期間は、約4ヶ月の120日間。

1年間で全身の3割ほどが入れ替わるので、3年間ですべての骨が生まれ変わっていることになります。

女性に多い骨粗鬆症ですが、一番の原因は「ホルモンバランス」にあるようです。

カルシウムを多く含んだ食品の摂取も大切ですが、その栄養素が的確に人体に吸収されなければ意味は有りません。

家も人体も、丈夫な柱(骨)が有ってこそ長持ちするのです。

骨密度の低下は、人それぞれに原因があります。

骨は常に新しく生まれ変わっているわけですから、身体の屋台骨をしっかりと新陳代謝させて、健康寿命を延ばして生きましょう。

 

 

がん死亡率の地域差

国立がん研究センターは、2016年の都道府県ごとの人口10万人当たりのガン死亡数を抽出し、全体及び部位別に死亡率の順位を付けて公表しました。

★ガン全体での死亡率ワースト

1位☞青森県

2位☞秋田県

3位☞北海道

★肺がんワースト

1位☞北海道

★大腸がんワースト

1位☞青森県

★胃がんワースト

1位☞鳥取県

★膵臓がんワースト

1位☞秋田県

★肝臓がんワースト

1位☞愛知県

 

胃がんは日本海側や東北・北陸地方に多く、寒さの厳しい地域は塩分を多く摂る食文化が大きな要因となっています。

死亡率の低い地域については、がん全体の死亡率が最低の長野県(47位)が、山梨県(46位)、富山県(45位)と比較してもひときわ低くとても優秀です。

長野県はかつては脳卒中患者が多く寝たきりの高齢者も多かったため、減塩運動に取り組んできました。

1人当たりの野菜の摂取量も全国1位ですので、がん予防に功を奏しているといえます。

さらに長野県は、都道府県別平均寿命でも全国1位となっています。

 

上記は、成人病予防対策研究会発行の「ほすぴ」より抜粋して記載しております。

冬場の便秘

女性に多い便秘ですが、加齢に伴って便秘人口は増加します。

団塊の世代と云われている70歳以降の方々と現代の若年層と比較しても、食べ物の違いによって腸の長さは違ってきます。

圧倒的に70歳以降の方々は、もれなく長い腸をお持ちのようです。

掃除機のホースでも、長いと絡まり易く詰まり易いです。

ご存知の通り、「腸」「第2の脳」と云われるくらいに人体では重要な役割を担っています。

腸では栄養の消化や吸収を行っていて、新陳代謝を休まずに行っている器官でも有り、血液の造血や免疫や排泄までを一手に引き受けています。

「腹が立つ」や「腹を割って話す」や「肚が決まる」や「腹に据えかねる」などなど、腹部に関する事は重要な決断などに用います。

人体の中央部に位置していて、基本的に中空の臓器です。

中空とは、パイプやホースみたいな感じです。

しかし、加齢に伴ってホルモンのバランスが崩れて、骨粗鬆症などの影響によって、身長が縮んだり腰が曲がったりしますと、若い時には正常な位置に有った臓器が圧迫されて、癒着や捻転などに近い状態になり、詰まり易くねじれ易く、圧迫したりして、大便は出ずらい状態が続きます。

冬場の対策として重要な対策は、お腹を温めることになります。

お腹を温めると、腸の蠕動運動も比較的活発となり排泄が促されます。

お腹を温める方法は昔から「腹巻き」が一番ですが、現在の環境では椅子に座る姿勢も多い事もあって、「カイロ」をお尻の下に置いて、尾てい骨や仙骨から温熱させる方法も効果が高いです。

その他「カイロ」の使用法では、丹田付近(おへその下10cm位)に貼るとか、腰の下部に貼り付ける方法も良いです。

「足湯」も出来る環境が有れば、オススメしています。

足湯は足先から冷えて滞留した血液を、温めて胴体を通過して還流して行きますので、特に効果は絶大です。

「冷えは万病のもと」

「大便は、毎日の大切な便り」

 

適正体重について

健康寿命を延ばすとは、自立した生活が出来るようにする事です。

寝たきり介護状態やボケには一番なりたくない状態ですが、多くの方々は加齢に伴って自立した生活は厳しくなっていきます。

日本の社会福祉では介護保険制度も手伝って、個々人の状態に合わせた様々なサービスが受けられますが、今後は自立支援を目的としたサービスが増えていきます。

超高齢化社会では、利用者と提供している事業者のバランスが崩れて、すべての方々に満遍なくサービスを提供することは出来ません。

出来る限り自立を促していくことになっていくでしょう。

そこで、自主防衛としてこれから先誰もが加齢に伴って高齢者になるわけですから、いまのうちに健康に注目して元気で長生きしていただきたいと思います。

まず適正体重ですが、20歳の時の体重が基本となります。

20歳の時の体重より、10㌔以上重い方々は特に注意が必要です。

大抵健康で長生きされている方は、20歳の時の体重より最大5㌔くらい少ないようです。

適切な体重で元気で長生きをして、健康寿命を延ばすように努めてください。