冬眠のススメ

今年の冬も厳しい冷え込みが続いていますが、如何お過ごしでしょうか?

寒い冬に気を付けることは沢山有りますが、まずは身体を冷やさない事が先決です。

雪山に登る訳では有りませんが、日常生活には意外な落とし穴が多く有ります。

例えば、部屋からトイレやお風呂へ移動した際のヒートショック(急激な温度変化)への対応など、冬は自宅で多くの事故が発生し易い環境が多くなります。

食べ物でも注意が必要です。

身体を冷やす食べ物を、高齢者が摂るのは危険です。

例えば、暑い地域で出来るバナナなどは出来るだけ冬に避けたい食べ物になります。

寒い日には鍋物など温かい食べ物を食べて、夏場よりも早めに寝ることも重要です。

私達の身体は、季節に応じた食べ物や衣服や環境を整備して健康を維持していますが、特に冬場には長めの睡眠時間の確保が必要です。

爬虫類や一部の哺乳類などは土中深くで眠って春を待つようですが、人間もやはり自然の一部ならば、自然の摂理に逆らわない生き方も取り入れることも必要になるでしょう。

睡眠時間の確保には、お昼寝も有効です。

寝ている間に、身体は新陳代謝を繰り返して、成長や修復をしています。

冬眠をしてとは言いませんが、特に冬場の睡眠時間の確保は健康を維持していくためには、重要な要件となります。

 

 

健康への投資

厚生労働省によると、2015年度に病気やケガの治療で医療機関に支払われた国民医療費は、42兆3,644億円(前年度比3.8%増加)で確定されました。

国民1人当たりの国民医療費は33万3,300円(前年度比3,8%)となり、いずれも9年連続で過去最高を記録しました。

主な要因としては、2015年に保険適用されたC型肝炎治療薬などの高額薬剤の影響が大きいとみられています。

また高齢化に影響もあり、75歳以上が対象の後期高齢者医療制度の給付は14兆255億円(前年比4.7%増加)となりました。

国民1人当たりの医療費は、65歳未満が18万4,900円に対して、75歳以上は92万9,000円と約5倍となりました。

今後超高齢化社会を迎えていくわけですから、75歳以上の1人当たりの医療費は確実に増大していくことは予測されています。

資産と云えば多くの方は、不動産や金融資産を真っ先に思い浮かべると思いますが、人間の資産はやはり「健康」ではないでしょうか。

健康資産に問題なければ、大抵の出来事は対処することは可能です。

しかし、健康資産に負債(ケガや病気)が生じ始めますと、人生設計は簡単に崩壊してしまいます。

病気にならない生き方を目指すには、毎日歯を磨いてむし歯を予防するように、健康への投資は必要不可欠な時代となりました。

金融投資と同じように、バランスの良い分散投資が望ましいと思います。

健康へ投資には、①食事・栄養の分野②運動の分野③ストレスの分野④睡眠の分野のそれぞに適切に個々に合わせた指導や方法を実行していきますが、はじめの一歩は現状のバランスをチェックするところから始めてください。

医療機関や介護施設や公共の施設など、現在では様々な機関で提供している健康チェックなどがありますのでオススメします。

長期・中期・短期の健康への投資は、ボケや寝たきり介護を防ぎ健康寿命を延ばしていくことにつながります。

 

 

病気の原因

 

 

 

 

 

 

 

 

病気になる原因ですが、私の見解では大きく以下の3つに分けられます。

①遺伝的に関わるもの

②生活習慣に関わるもの

③霊障害に関わるもの

簡単に説明しますと…

①は先天的に持っていて、ある条件が揃うと発現しやすくなります。

②は後天的に、食事や運動やストレスや睡眠や仕事が原因となり、急性から慢性に変化して発現します。

③は昔から先人から云い伝えられているような、因縁因果や厄年や魔が入る「魔坂」のような原因不明な事象がほとんどで、現代医学では解明されない分野です。

これからの超高齢化社会では、原因不明の病気が多く出現します。

原因が分からないことがほとんどでしょう。

しかし、原因の分からないものをどうやって根治出来るのでしょうか。

本当に病気を治すなら、まずは原因が分からなければ確実に元に戻すことはできません。

雑草を抜いた時に、根まで取らないと再び芽は出てきます。

病気にも根があって、その出来たものだけを除去しても再発は免れません。

原因は何かが分かる先生に治療してもらえると、解決は早いです。

原因の分からない先生では、治療もうまくいきません。

特に③霊障には、十分に注意が必要です。

高齢者の病気では、①と②と③が混合していることがほとんどです。

 

 

 

 

 

フレイルへの対処法

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フレイルの状態にある場合、身体的・精神的・社会的の3つの側面から総合的に働きかけることが大切です。

①食事

一人暮らしの高齢者は、一人で食事を取る孤食となりがちです。

孤食では食事の品数も減り、食べ食材も偏りやすくなります。

食欲も低下しやすく食べる量も減り、低栄養状態に陥りやすくなります。

そのため、積極的に友人や家族、地域の人などと食事の機会をつくり、低栄養を防いで心身の健康維持を保ちましょう。

筋肉を強く保つために、タンパク質を十分に摂ることも重要です。

②口腔ケア

加齢と共に口腔機能(噛む・飲み込む)が低下すると、硬い食材が食べられなくなり、むせやすくなります。

定期的に歯科健診を受けて口腔機能の低下を予防することや、噛みごたえのある食材を選んでよく噛んで食べることなどを意識し、食事の質を維持するようにしましょう。

③運動

厚生労働省は、「健康づくりのための身体活動指針」として、今より10分多く体を動かす「プラス・テン(+10)」の呼びかけを行っています。

出来るところから少しずつ、いつもより10分多く動かすように心がけて、運動の習慣を身に付けていきましょう。

④持病のコントロール

糖尿病や高血圧、腎臓病、心臓病、呼吸器疾患、整形外科的疾患などの慢性疾患がある場合には、悪化しないように良好な状態を保つことが大切です。

⑤感染症予防

高齢者の場合は、免疫力が低下していることが多いため、インフルエンザや肺炎などにかかりやすいといわれています。

インフルエンザや肺炎をきっかけに重症化して入院、さらには寝たきりになってしまうこともあります。

日頃から適度な運動やバランスの良い食事などにより感染症に強い体づくりをするだけではなく、インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンを接種して予防しましょう。

⑥社会活動への参加

社会とのつながりを持たずに家に閉じこもりがちになると、生活面や精神面などの他の側面までもが低下をきたし、フレイルが重症化してしまいます。

自分が得意なこと、出来ることを見つけて地域のボランティアなどに参加することで、生きがいややりがいを見出し、社会的な役割を再び取り戻して自信にもつながります。

活気や気力が湧き、いきいきと生活することで、心身ともに元気になります。

 

上記は、成人病予防対策研究会発行の「ほすぴ」より抜粋して記載しております。

フレイルとは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高齢者になり、心身の活力が落ちた「フレイル」と呼ばれる状態の人が、日本国内に約250万人以上います。

フレイルは生活の質を落とすだけではなく、様々な合併症を引き起こす危険性が有ります。

要介護になることを防ぐために、早期にフレイルの段階で適切に対処をすれば、自立した暮らしを営むことが出来ます。

超高齢化社会が進む今、本人だけではなく周りも早く気づき、生活習慣を見直し重症化を防ぐことが必要です。

フレイルとは、「虚弱」を意味する「frailty]という英語が元となっており、加齢と共に心身の活力が低下して、複数の慢性疾患などの影響もあり、生活機能が障害されて、心身の脆弱性がみられる状態です。

健康な状態と日常生活でサポートが必要な介護状態の中間を意味しています。

重症化を防ぐには、フレイルの状態を早期に気付くことが重要です。

現在は、下記の評価基準が一般的に用いられています。

【フレイルの評価基準】

次の5項目の内、3つ以上該当する場合にはフレイルの状態

①体重減少(年間4.5㎏以上または5%以上の体重減少)

②疲労感がある(なにをするにも面倒だと週に3~4日以上感じる)

③歩行速度の低下

④握力の低下

⑤身体活動量の低下

 

また、フレイルは、身体的側面(低栄養、嚥下・摂食機能の低下、転倒を繰り返すなど)、精神的側面(認知機能の低下や意欲・判断力の低下、抑うつなど)、社会的側面(家に閉じこもりがちとなって他者との交流の機会が減少することなど)、主にこれら3つの側面が相互に影響し合うことにより負荷がかかり、悪化していきます。

 

フレイルについては以上になりますが、これからの超高齢化社会を乗り越えていくために必要な情報と判断しましたので、成人病予防対策研究会発行の「ほすぴ」より抜粋して記載しております。